お水を飲むことの大切さは多くの場面で語られるようになり、1日2リットルを目標に飲むという人もいる具合になっています。実際、1日2リットル飲むことが体に良いかどうかは慎重にならなければいけませんが、とにかく人の体にとって水というものはとても大切なものだということに変わりはありません。
水と一口に言ってもその種類は多数あり、どの水を飲むことが自分にとってよりメリットになるのかを考える必要があります。今回は炭酸水についてブログにしておこうと思います。
炭酸ガスを含む水と含まない水の差とは?
炭酸水はCO2つまり、二酸化炭素を含ませた水のことです。多くの二酸化炭素を含むと水と調和はしないため、気泡となって徐々に抜けていきます。この刺激が胃腸を刺激するため、通常の水を飲むよりも体内への水分吸収をよくすると考えられています。
炭酸水はトイレが近くなる?
水分が体内に吸収されると、通常血液量が増えることになります。血液量が増えると体は余分な水分は排出しようと考えるため腎臓での濾過量が増し、尿量が増加していきます。この際、疲労物質の排出もしやすくなるため、体が酸性に傾いてストレスや疲労を感じている原因となる水素イオンも排出しやすくなります。
間接的ではありますが、炭酸水はストレスや疲労を解消しやすくなる飲み物と言われることがあるのはこのためです。
水素水や酸素水、アルカリイオン水などと比べるとどうなの?
一時期人気になった水素水や酸素水、アルカリイオン水と比べてみましょう。まず、水素水に関しては、そもそも水との親和性が悪く、ほとんど含有されません。水素が良いとか悪いの問題ではなく、売られているものはほぼただの水と考えた方が良いかもしれません。酸素水に関してはその効果や効能に関して認められたものがなく、宣伝に使われることがあるストレス解消などに関しては効果を求めることはできません。売る側の話ですが、宣伝することで薬事法に引っかかる可能性もあります。アルカリイオン水については胃腸症状の改善効果が国から認められています。p H9〜10の飲用可能なものは家庭用電解水生成器なども販売されており、胃腸に不安を抱えている人にとってはプラスに働く可能性があります。飲用可能として販売されていれば問題ないのですが、p Hが10以上になってくると肌が荒れる可能性もあります。電解水は殺菌などに使われることもあるので、飲用可能であることは必ず確認しましょう。
水道水の地域差
話は少しそれますが、一般家庭で蛇口をひねると出てくる水道水は地域によって硬水か軟水かが違ってきます。硬水と軟水は硬度(カルシウム分やマグネシウムの含有量)が違い、硬水の場合、ミネラル分が多いため石鹸の泡立ちが悪いと言われています。
日本では関東、四国、九州が硬水と言われています。旅行先で「水が合わない」ということがあり得るのは地域によって水の硬度が違うために起こるんですね。
今回は漢方薬とは少しづれた話になりました。東洋医学を勉強しながら思うことは、健康は漢方薬や鍼灸に頼るだけではなく、日常の生活が大きく影響するということです。日々の暮らしも見直して、健康を維持できる体づくりをしましょう。そのためのアドバイス、ご相談も承っております。
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