漢方薬エキス剤の特性からくる保存方法のススメ

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漢方薬エキス剤
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西武池袋線、池袋から一駅の椎名町駅近くの漢方薬店互善堂です。

当院ではエキス剤をメインに扱っていますが、今回はエキス剤の特性からくる保存方法の説明です。

エキス剤の特性

エキス剤は以前のブログでも説明した通り、お湯に溶かして飲むことが可能になっています。そのため、お湯に溶けやすい、つまり湿気を吸いやすくなっています。エキス剤が外気に直接触れている状態で保管をすると、空気中の湿気を吸ってダマになったり、固まってしまったり、形状の変化が生じてしまいます。形状の変化自体で薬の効果が落ちるというわけではないのですが、品質としてゴミの付着や不衛生になりやすくなります。できる限り、さらさらな状態で保存したいですよね。

エキス剤の封を切った状態で保存する方法

個装されている状態であれば、外気に触れることはありません。ですので、直射日光に当たらない、湿気の少ない涼しいところの保管していただければ問題ありません。部屋の日陰に置いておいてもらえれば十分です。
ただし、間違えて封を切ってしまった、もしくは、小児が飲むのに半分残ったなどの場合には保存方法を工夫する必要があります。そのまま端を折っただけでは湿気にさらされるリスクはかなり高くなります。チャック付きの袋に入れて冷蔵庫保存が理想です。日々のお薬にしている場合はこのように保存して次の飲むタイミングで利用するようにしてください。頓服として利用されている場合、封を切った状態での長期保存はオススメできませんので、新しく個装されたものを開けて飲むことを推奨します。

実際に封を開けた状態で保存した場合の重さの変化も確認されています。封を切った状態で保存する場合はできる限りチャック付きの袋に入れて冷蔵庫保存をするようにしてください。そして、次のタイミングで飲み切ることをお勧めします。

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