2022年7月の営業日・熱中症のあれこれ

お知らせ

2022年7月の営業日です。
急遽お休みをいただく場合もございます。
ご来店の際はお手数ですが来店予約をお願いいたします。










10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31

熱中症のあれこれ

熱中症予防の漢方薬というものがいくつかあります。
代表的なものは五苓散だったり白虎加人参湯だったりです。
これらの漢方薬はあくまで予防のためのもの。実際は水分補給、休養、適度な発汗をして熱中症にならないようにすることが大切です。

適度な発汗は熱中症の予防になります。体は熱を外に出すために発汗するので、時折発汗させて体の中にこもった熱を外に出さないといけません。体にむくみがある状態は熱中症になりやすくなります。体の中の水が温まると上昇し頭に熱が溜まります。発汗して外に出せればいいのですが、汗がかきづらい状態でいると体内の水分は熱で上昇し頭をヒートアップさせて目眩や頭痛の原因になります。胃に熱がいけば食欲不振や胸やけになります。適度に発汗し、水分補給をして体内で水分を回転させることで熱中症の予防につながります。体のむくみをとるために手足のマッサージなども有効です。

室内にいて熱中症になるという人もいます。これは、体内の水の動きが鈍るためです。冷房で体が冷えて皮膚表面の汗腺がしまっている状態でちょっと外に出て活動したら汗をかかなかった、なんてことがあれば、その後家の中に戻ってクーラーで体を冷やしても、体の深部温度は高いままです。
もし、汗が出ず、クーラーの中にいるのに熱中症のような症状が出るなというときは氷まくらや氷嚢で頭や首、手首足首、鼠蹊部などを冷やして血液から熱をとっていきましょう。基本的な熱中症対策ができるよう、普段から氷嚢の準備があるといいですね。保冷剤だと冷たすぎて当てた場所が凍傷になる場合があります。氷に水を少し加えた袋でもいいので、体に密着してくる状態で体を冷やすのがおすすめです。(氷も場合によっては凍傷の原因になります。周りに水があると0度以上になるので凍傷リスクを下げることができます。)

今年は少し早めに夏がやってきました。上手に体温調節をして快適に夏を乗り切りましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました