頭痛と食養生 ごっちゃ混ぜ小ネタ6選

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突然の雨。。。気圧の変動で頭痛があって気づいていた方もいるかもしれません。雨が降る前は気圧が下がり、頭痛や体の不調を訴える人は結構います。また、週末は1週間の疲れが首や肩にのしかかり、頭痛として現れる人も多いかと思います。そして、冷えからくる頭痛もあります。何をしても治らない頭痛の人にはお風呂に入って特に足先を温めると頭痛が和らいできます。今回は、いろんな頭痛に対しての食養生の小ネタをお届けしたいと思います。

冷えからくる頭痛に生姜湯

生姜は漢方薬でもよく使われます。乾燥させた生姜は乾姜と呼ばれ、体を温めて発汗を促す解熱効果を持っていると言われます。生姜湯を飲むと体がすぐにポカポカしてきます。そして発汗!放っておくと汗が冷えてまた体が冷えてしまうので、しつこい冷えからくる頭痛の場合は体が温まったらすぐに寝ちゃいましょう。
生姜スープにするとまた美味しく食事に取り入れられます。生姜にシソの葉、ネギ、クズ、水を煮ていきます。鰹節や昆布で出汁を摂るとさらに美味しくなります。

風邪ひき中の頭痛にはネギとニンニクのスープを

ネギの白い部分も漢方で使われることがあります。風邪のひき始めや風邪に伴う頭痛に利用されます。
ネギの白い部分を20gとニンニク10gを細かく刻んで600mlの水が半分になるまで煮ます。
ネギもニンニクも生姜と同じく汗をたくさん出してくれるので、汗で体が冷えないようにタオルでよく拭いて、下着なども替えて、体を汗で冷やさないようにしましょう。

発熱をしているなら薄荷湯

漢方や食養生では、風邪はひき始めなのか、少し時間が経っている状態なのか、終わりかけなのかを区別していきます。今回は少し時間が経って、ピークを越えた発熱の際の頭痛です。最近の台所で薄荷を使う家なんてほぼみないですが、陰干しにしたハッカの葉を細かく刻んで茶さじ山盛り2〜3杯を茶こしに入れます。熱湯を注いで出来上がりです。ハーブティーとして手元に置いている方はいるかもしれませんね。香りも喉ごしも爽やかで回復期に良いです。

のぼせや高血圧の頭痛に菊花茶

風邪や発熱ではなく、頭がポッポとしてきて頭痛があったり、血圧が上がると頭痛がするという人がいます。そう言った時に食用菊でお茶作りです。あらかじめ作っておかなければいけませんが、ハーブティーのように香りが良く飲みやすいお茶なので常備しておくといいかもしれません。
食用菊の花びらをむしり、少量の塩を入れた熱湯でさっとゆがきます。ザルにあげて冷水にさらしペーパータオルで水けをとってから乾かします。乾かした菊の花びらは瓶などで保存し、飲むときは湯飲みにひとつまみの花びらとはちみつを少し加えてお湯に溶かします。
菊は頭痛、めまい、耳鳴りなど、主に頭部に起こる不快な症状に有効と言われ、視力を回復する漢方薬としても知られています。
お酒好きの人ならば、乾燥させた花びらとクコの実を紹興酒で少し煮てから飲むと美味しいです。

うめぼしは頭痛に貼る!?そのほかの利用法

うめは「三毒を絶ち、その日の難を逃れる」と言われ薬効が高いとされています。漢方薬で利用されるほか、強い抗菌作用、整腸作用、下痢改善、食欲不振解消、食中毒予防などは有名かと思います。
そして、うめぼしの果肉を取り出してこめかみに貼ると頭痛が治るとも言われています。少しちぎって絆創膏に仕込んでこめかみに。中国では軟膏にすることもあるうめなので、きっと効果があるのでしょう。
うめぼしを番茶に入れるうめ番茶も頭痛に効果的です。習慣性の頭痛があるのであれば、食後のお茶をうめ番茶にしてしばらく飲み続けてみてください。

参照したのは『最新食べて治す医学大辞典』です。食養生に関する知識が詰まっています。食べ物によって私たちの体は出来上がっています。日々何を食べるかで体調は変わってきます。また、人によって体調に出てくる量が違ってきます。栄養学とはちょっと違った、食の豆知識と大切さを教えてくれる本です。ご参考にどうぞ。

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