「病気を人任せにしない」を考える

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豊島区池袋駅から西武池袋線で1駅、椎名町駅にある漢方薬店の互善堂です。
現役鍼灸師が一緒に健康について考えるじっくり相談できる漢方薬店です。

「病気を人に任せない」

どこでみた言葉なのか覚えていないのですが、まさにこの通りだなと思った言葉です。当たり前のことなのですが、実際に病気になった時、治すということをいわゆる先生と呼ばれる人に任せっきりになっていませんか?という内容です。

病気を治すのは先生の仕事?

勘違いをしている人が多いのですが、病気を治すのはご自身の体です。あなたの生命力です。ご自身の自然治癒力が最大限発揮されると病気は治ります。
しかし、大病をされると自分の自然治癒力では足りなく治らないということが起きてきます。自然治癒力では倒せないウィルスとの戦いなどになった場合、そのウィルスと代わりに戦ってくれる薬を飲むことがあります。ここでも勘違いが起きます。薬は言わば核兵器です。核兵器を落とされた土地はどうなるでしょうか。多大なる被害が生じます。確かにウィルスには勝てるかもしれませんが、被害を受けた土地はあなた自身であり、その被害を修復して立て直すのはあなた自身です。すごい広大な例え話になってしまいましたが、薬を飲むことで自分に跳ねっ返りがあることは理解していただけるでしょうか。薬を言われたまま飲むのは自分を核兵器の前に晒すことで、その選択肢を提供するのが先生であり、それを選択するのはご自身なのです。つまり、病気を治すのは自分自身であるということです。

薬は悪か?

これは、薬を飲むなと言っているのではありません。薬は病の改善の糸口になる力を持ち、また、自然治癒力を手助けしてくれるものもあります。薬は多くの場合味方です。ただ勘違いをしてほしくないのです。薬が病を治すのではないことを。病を治すのは自分自身であり、それを助けてくれるのが薬です。薬に病を任せるのではなく、ましてや医師に自分の病を治してもらおうと考えるのではなく、自分が病を治す力を手に入れるために薬を使う、病にならないために自分を鍛える、健康維持体操を行う、食事に気をつける、生活習慣を見直すということです。

病気を自分ごととして捉えること

病気をしてそれを他人事として捉えるとはどうゆうことか。病院には行くがそれで治ると思っています。鍼灸院で働いていても時々思うのですが、コンスタントに鍼灸をしてもらっているからそれだけで治ると思って日常の生活習慣を全く変えません。よくお話をするのですが、体が楽になったと感じるかもしれませんが、同じ生活をしていればまた体は辛くなって、いたちごっこになります。原因を見つけて少しづつ生活を変えていきましょう。と。そして、生活や習慣を変えてくださった方は体調の改善が見られます。しかし、鍼灸院に通っているだけで生活習慣を全く変えない人は一時的な改善にとどまります。

漢方薬も同じです。漢方薬を飲んだから、それで全てが治るわけではありません。漢方薬は自然回復力を高め、体の巡りをよくしてくれますが、不調が続いていた同じ生活をし続ければ自然回復力はいつかまた追い付かなくなります。ダイエット漢方と呼ばれる漢方薬も置いていますが、これらも飲めば痩せるというものではありません。食行動を自分で変えることをしないと漢方薬の効果も発揮されません。結局は自分の行動なわけで、漢方薬の力だけではありません。病気や症状を自分の日常の生活習慣と行動と照らし合わせて根本解決を目指す際の手助けとして薬を活用してもらえればと思います。

病気を人に任せない

ということで、病気になった時、また、病気になりたくないと思った時、それを人に任せるのではなく、自分のこととして自分を変えることでより健康的な体を手に入れるよう行動してもらえるといいかなと思います。そのために、変えるべき生活習慣、追加すべき運動、食の知識や考え方を漢方薬店互善堂では一緒に考えていきます。漢方薬を買いに行くというよりは自分を見つめるために話をする場と思っていただけるといいかなと思います。

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